◆3曲目「BATHORY/Twilight of the Gods」Twilight of the Godsに収録されています。このアルバムに収録されているバンドの中では、わりかしメジャーなバンドだと思われますが、冷たさと荒涼とした感じを出しているブラックメタルの典型といえるのかな。 唄が微妙に下手なのが良いアクセントになってます。 躍動感と寂寥感を併せ持つ不思議なテイストの曲で、中世的でありながら土着性も高いように感じます。
◆6曲目「DARKTHRONE/Blaze in the Northern Sky」A Blaze in the Northern Skyに収録されてます。 個人的にはMAYHEMよりDARKTHRONEの方が好きなんですが、この曲に関しては上にあるMAYHEMのFreezing Moonと同じような感じの曲です。音質悪しで演奏も上手いとは言えませんが、全体から冷たい格好良さが伝わってくる邪悪な1曲。 ブラックメタル好きな人にはマストの1枚でしょう。
◆7曲目「EMPEROR/The Burning Shadows of Silence」In the Nightside Eclipse収録曲 ポルターガイストが出てきそうなシンセの音が特徴的な、シンフォニックなブラックメタル。 ブラックメタルとしてはメロディがある方ですが、Voが雄叫びを上げたり呻き声を発したりと狂気が並みではありません。音質が悪いのが逆に不気味感を誘います。禍々しくも格好良い1曲です。
◆8曲目/ULVER/(exclusive and unreleased track) このバンドは名前しか知りませんので、この曲が彼らのどのアルバムに収録されているかは不明。 彼らを聴くのが初めてなんで解説は難しいのですが、プリィミティブな感じのインストで、ブラストビートに乗ってチリチリしたギターがかき鳴らされています。曲全体から伝わってくる感じは寒々とした荒涼感です。
◆12曲目/THE ELECTRIC HELLFIRE CLUB/Age of Fire (Exclusive Remix) 笑い声とも雄叫びとも付かない声で始まる格好良い1曲。サタニズムをコンセプトにしているらしいのですが、あまりサタニズム臭は感じません(和訳を読んでないからw)。少し埃っぽいミドルテンポの曲で原始的な雰囲気が漂うヒップホップの要素も感じる曲でした。
◆13曲目/PETER H.GILMORE/What Is Good? (rare track) 重厚で神秘的且つ不気味な管弦楽器の音をバックに悪の説法を唱えているかのような曲??
◆14曲目/WHITE STAINS/Take It from Me(rare track) 良く分かりません。デュラン・デュランの曲かと思いましたが当然違いますw 幻想的な曲でメタルでないことだけは確かです。後半に入って突然暗黒モードに突入と思ったら終了していました。
◆15曲目/ANTON SZANDOR LAVEY/Black Mass (Closing Hymn) CD2の1曲目と同じで、ショートバージョンといった感じ。 荘厳でもの悲しいオルガンの音と、神秘的且つ邪悪な説法で締めくくっています。